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20181026

2019年7月6日

 

 

STEP1 疑似体験したヒヤリハット

 

タイトル膝痛と疲労困憊、無気力
発生日2017年05月11日
体験者名2017年Y137

 

STEP2 省察

 

装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)

 計画時出発直前行動中
装備膝痛対策の装備は準備していた
コース
山の状況

 

登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表

 計画時出発直前行動中
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動持病対策は周到に実施されていた
リスク低減行動の継続的実践日頃から体力トレーニングを実施していた精神的につらいときにうまくかわす方法をいつも実践していたのがよい
その他

 

STEP3 概念化

■類似した自分の登山経験

腰痛の持病があって、農作業やスポーツなどでの疲労が原因でちょっとした動作で腰痛になることがあります。登山中に腰痛になるのではという不安があります。特に、頂上付近や下山に長い時間がかかるところで発症したらどうしようと思いながらも具体的な対策は特にしていません。幸いにして、登山中に発生したことはまだありません。

■どのように対応すべきと考えたか

■今回の分析で獲得した知識や技術

単純にバテたり、歩くペースが落ちて目的地まで相当遅れそうなときには、ポジティブな感情を無理やり誘導させて気を紛らせながら、のらりくだりと数時間から半日すぎていくとそれなりに進んで、目的地まであと少しにたどり着けることは経験しており、有力な方法です。
また、膝痛などの怪我や病気の症状が起きた場合であっても直接的な治療でなくても、気持ちの持ち方や、マインドコントロールを行うことで体内や脳内で症状をやわらげる、または、感じなくさせるような変化が起きることも経験しています。精神論で片づけるのではなく、危険を回避する重要な手法になると思います。
ところで、後半の小屋で休んだ後は膝痛自体が解消された理由はなんでしょうか? これがわかれば今後の対応方法が分かります。持病とはうまく付き合う方法が大切です。

■今回の分析で得た(気づいた)発想

 

STEP4 専門家との意見交換や登山での実践を行った結果