発生日 | 2012年05月06日 |
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体験者名 | 2017年Y026 |
登山地域 | 会津駒ヶ岳 |
■パーティ人数:3~5人以上人
■山行スタイル:山岳会やサークル
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:晴れの地曇り
■解決種別:自力下山
■登山計画時にそのリスクに対する検討を行ったか:しなかった
■行動中にリスク回避や軽減が行えたか:少しした
山頂手前で天候が悪化し、途中から引き返したため気力、体力十分な状態で下山中、急な斜面の上部で踏跡を見失い、立ち止まりルートを検索後目標方向に向かって一歩踏み出した。その一歩が雪の下に隠れてた笹竹の幹の上だったため、アイゼンも用を足さず、斜面を2~3M滑落。グローブをはめていたので難なく雪面から飛び出ていた小枝につかまり停止できた。ここまでなら何こともなかったのだが、照れ隠しに急斜面で膝を折った姿勢から勢いよく立ち上がろうとしたところ、ザックが重かったので頭を下に仰向きに店頭、この時足首を負傷。この折登山靴の機能は素晴らしいと実感した。靴ひもを靴の最上部までキッチリ結べば足首が固定され歩行に耐えられた。翌日は日曜日だたことから翌々日に掛りつけ医院(内科・整形外科)に行ったら、医師曰く「歩いて帰ってきたのなら、捻挫だ!」と簡単に診断。負傷の状態が軽かったのかあまり痛みを感じないで歩けたのが災いし、事故から3カ月ほど過ぎて一向に完治せず軽い痛みが残っているので、別の整形外科医の診察を受けたところ「骨折だったね、レントゲンは撮らなかったの!。今となってはどうしようもないので、無理をしないように」と診断された。いまだに長距離を歩くと痛みが出る。 事故の反省点:トラブルの後は身体のダメージがどんなに軽くとも、急激な行動は厳禁。事故後の身体診断は医師の性格にもよるが、可能な限り丁寧な診断を受けること。
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | |||
コース | |||
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | |||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |||
安全最重視の行動 | 立ち止まった後の一歩の踏み出しに気が入っていなかった 。今もときたま足を滑らすことがあるが、その時の状態をその都度なぜだたのか振り返ると気が入っていなかったと気つく。同行の仲間にその状態が生じた折に話すと、似たような状態は誰にでもあるようだ?。 | ||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 |
歩行中は一歩いっぽ気を入れて・・・。