Scan the QR Code

20170014
おすすめ学習レポート

2018年1月10日

 

 

STEP1 疑似体験したヒヤリハット

 

タイトル沢の急激な増水
発生日1994年07月25日
体験者名2016年Y699

 

STEP2 省察

 

装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)

 計画時出発直前行動中
装備
コース
山の状況

 

登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表

 計画時出発直前行動中
楽観的・希望的な解釈ビバーク地を安易に選定していないか
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他

 

STEP3 概念化

■類似した自分の登山経験

私は福島と新潟の県境にある、早出川ガンガラシバナにて夜増水に遭いました。増水の勢いと脅威は本当に怖いですね。その時は不覚にも水流横で焚火をしていましたが、慌てて荷物と火種を持って、一段高い草地に這い上がりました。ここは上部が岩盤なので、増水のスピードが速かったです。あっという間に10㎝の水深が、膝上になっていました。投稿者様の場合と異なり、私の時は夕立ちでしたので、雨が止むのは早かったです。岩盤地形は増水も早いですが、水が引くのも早かったです。濁流まではいかず、水が引いて行ってくれたので事なきを得ました。

■どのように対応すべきと考えたか

私のガンガラシバナの時も、パートナーが見つけていた、さらに上流のビバーク地を選ぶべきでした。そこは増水しても全然大丈夫な所でした。魚野川は逃げ場が少ないので、好天周期を狙っていきたいものですね。ご無事で何よりです。

■今回の分析で獲得した知識や技術

■今回の分析で得た(気づいた)発想

魚野川本流は、水流脇の逃げ場が少ないですよね。あそこで増水にやられると、本当に怖い思いをしそうですね。投稿者様の逃げた場所が水に浸からなくて何よりです。素早い移動は正しかったと思います。ビバーク選定地は気を付けたいものですね。

 

STEP4 専門家との意見交換や登山での実践を行った結果

当沢は増水時の逃げ場がほとんど無い所なので、好天続きの日程を狙って行くのがベストだと思われます。