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20170014
おすすめ学習レポート

2017年12月5日

 

 

STEP1 疑似体験したヒヤリハット

 

タイトル危険箇所以外でのスリップ事故
発生日2014年09月04日
体験者名2016年Y31

 

STEP2 省察

 

装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)

 計画時出発直前行動中
装備
コース自分の技量に合ったコースを選択しているか
山の状況

 

登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表

 計画時出発直前行動中
楽観的・希望的な解釈天候の判断や、時間管理を客観的に行っていたか疑問
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他

 

STEP3 概念化

■類似した自分の登山経験

私も当コースを何度か歩きました。その内一回は西穂高岳まで行って、空模様をみて引き返しました。ダメならまた来よう、という気持ちのゆとりが、登山者を長生きさせてくれるものです。

■どのように対応すべきと考えたか

投稿者様が書かれている通り、早くあこがれのルートを踏破したい、という思いが天候判断や歩行のミスにつながったのだと考えます。

■今回の分析で獲得した知識や技術

西穂~奥穂は重大事故が多発しているエリアです。13個ものアップダウンを繰り返す、体力・技術・精神力の必要なルートです。そして槍穂高は雷街道と呼ばれるぐらい、午後になると天候が急変しやすい場所です。
このような難ルートへ臨む際は、一、二日の好天を狙って、満を持していく必要があります。
雨に濡れると大変滑りやすくなる箇所もたくさんあり、好天の下での行動が大原則になるルートです。
投稿者様はかるい怪我ですんだので幸運ですが、西穂山荘のご主人が止めたにも関わらず出発して、命を落とした方も多数います。決して一般縦走路の延長で取り付くところではありません。

■今回の分析で得た(気づいた)発想

 

STEP4 専門家との意見交換や登山での実践を行った結果