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トレランの下りでつい勢いのまま下ってしまって違う道へ行ってしまう

2017年2月24日

 

発生日2016年11月13日
体験者名2016年Y486
登山地域雲取山

 

 

登山概要

■パーティ人数:1
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:快晴

 

ヒヤリハットタイプ

■解決種別:自力下山
■場所 :下り
■原因(環境):分かれ道
■原因(人):
■道に迷ったかもと感じたときにすぐに対応したか:Yes
■迷ったときに現在位置を把握できたか:Yes
■現在位置や正しいルートを確認する手段:地図
■道迷い後の行動:来た道を戻る

 

ヒヤリハット本文

石尾根を使っての奥多摩駅から雲取山の往復トレランの下りで。 Y字路のところで、石尾根的には左に巻くようにU字に行くのだけれど、走っていてその勢いのままやや右気味に直進してしまい、違う道へ。 でも直ぐに気が付いて(5mも行ってない)戻った。 分岐があるところでは一度立ち止まって地形図と照らし合わせてこれから進む方向の進路確認を行うべき。 たぶん、トレランしている人でけっこう多いロストだと思います。

 

要因分析

 

装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)

 計画時出発直前行動中
装備地形図、コンパスは持っている。 日帰りでもヘッドライトやスマホ用の予備バッテリを持つ。 エマージェンシーキットを持つ。特になし。特にないが、地図は締まったままではなくて手に持って常に現状把握が望ましい。
コース特になし。今年3度目だったこともあり、ある程度道のりを覚えていた。計画中と同じ。安心していた。前回よりも下りに時間がかかったぐらいで、特になし。
山の状況雨だったら中止にしようと思っていた程度。かなりの快晴が天気予報で予想されていた。なし。

 

登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表

 計画時出発直前行動中
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他あらかじめ地形図で迷いやすいとかわかりにくいところを事前学習。特になし。また、単に走ることだけに傾注しないこと。周りをよく見る。天気が良過ぎて気持ち良かったのでかなりいい感じで走っていた、気分が高揚していた。

 

対策

進路に自信がない分岐、見覚えのない道に入る前に必ず止まること。