発生日 | 2011年05月04日 |
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体験者名 | 2016年Y730 |
登山地域 | 皇海山 |
■パーティ人数:1
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:山小屋泊
■登山内容:山頂往復
■天気:晴れ
■解決種別:自力下山
■場所 :下り
■原因(環境):トレース消失
■原因(人):
■道に迷ったかもと感じたときにすぐに対応したか:Yes
■迷ったときに現在位置を把握できたか:Yes
■現在位置や正しいルートを確認する手段:勘
■道迷い後の行動:来た道を戻る
朝5時出発で庚申山荘から鋸十一峰を経て残雪の皇海山の往復をしたが、途中何度も道を間違え山小屋には20時半頃にたどり着くことになってしまった。 鋸山からは全くトレースのない残雪で、予想以上に時間がかかってしまった。皇海山まであと1時間くらいのところまできたが、戻る時間を逆算すると、もう戻らないと日没になってしまう計算であった。しかし、なかなか来れないことを考えると、あとほんの少しなので強硬してしまった。山頂からの帰り道、鋸山の方向がおかしいことに気が付き、このまま進むとまずいと思いセオリーに従って、来た道を引き返すことにした。ほどなく正規の道に戻ったが、1時間ほどロスしてしまった。 鋸山の登りは残雪の急斜面でラッセルが必要で、予定りも時間をロスしてしまった。 鋸山から六林班峠を通る予定だったが、すでに午後3時になっていて、知らない道を行くのは道迷いの危険があるので、鋸十一峰に変更した。庚申山付近でけものみちに進んでしまい、道がなくなったところで日没を迎えてしまった。ヘッドランプのなか道がわかるところまで引き返し、ようやく庚申山にたどりつくことができた。
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | |||
コース | |||
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | |||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |||
安全最重視の行動 | |||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 | なかなか来ることができない遠隔地なので、予定時間を過ぎていたが無理をしてしまった。 暗くなる前にとあせって、道を見落としてしまった。 |
道がわからなくなったらわかるところまで戻る。 ときどき後ろを振り返り、地形を確認する。 トレースのないことろはストックでトレースをつける。