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20181027

2019年7月5日

 

 

STEP1 疑似体験したヒヤリハット

 

タイトル道に迷ってビバーグ
発生日1982年8月頃
体験者名2017年Y109

 

STEP2 省察

 

装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)

 計画時出発直前行動中
装備山小屋泊の山行でもツエルト、コンロ、食料を持参していた
コース
山の状況

 

登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表

 計画時出発直前行動中
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動現在位置を把握することができなかった
安全最重視の行動現在位置の把握に確信が持てなかったので行動(歩く)しなかった。
崖を下ろうとしたときにパートナーのおかしいという意見を受け入れて無理に進まなかった。
リスク低減行動の継続的実践
その他

 

STEP3 概念化

■類似した自分の登山経験

■どのように対応すべきと考えたか

一般ルートから外れているときに、おかしいなという気配を感じられればよかったが、視界が悪くて強風のときにガレ場を歩くようなルートだと気配を感じ取るのは難しい。経験知が求められます。
現在位置がわかならいときにはむやみに行動しないでビバークしたのがよかった。

■今回の分析で獲得した知識や技術

悪天候で視界が悪い状況では現在位置の把握が困難だと分かっているので、歩き方を変える必要があります。小まめに現在位置を把握しながら進むべきでしょう。普段はそんなことしなくてもよいですが、天気の状況に合わせて行動の仕方を変えるべき。
今回のようにビバークするのはいいですね。ビバークするのを遭難と同じようにとらえる方が多いですが(下山予定日に帰らないと心配されるのはもっともですが)、状況が悪いときにはビバークして天気の回復を待つのは正解だと思いますし、もっと積極的に活用すべきと考えます。

■今回の分析で得た(気づいた)発想

 

STEP4 専門家との意見交換や登山での実践を行った結果