タイトル | 道に迷ってビバーグ |
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発生日 | 1982年8月頃 |
体験者名 | 2017年Y109 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | 山小屋泊の山行でもツエルト、コンロ、食料を持参していた | ||
コース | |||
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | |||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | 現在位置を把握することができなかった | ||
安全最重視の行動 | 現在位置の把握に確信が持てなかったので行動(歩く)しなかった。 崖を下ろうとしたときにパートナーのおかしいという意見を受け入れて無理に進まなかった。 | ||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 |
■類似した自分の登山経験
■どのように対応すべきと考えたか
一般ルートから外れているときに、おかしいなという気配を感じられればよかったが、視界が悪くて強風のときにガレ場を歩くようなルートだと気配を感じ取るのは難しい。経験知が求められます。
現在位置がわかならいときにはむやみに行動しないでビバークしたのがよかった。
■今回の分析で獲得した知識や技術
悪天候で視界が悪い状況では現在位置の把握が困難だと分かっているので、歩き方を変える必要があります。小まめに現在位置を把握しながら進むべきでしょう。普段はそんなことしなくてもよいですが、天気の状況に合わせて行動の仕方を変えるべき。
今回のようにビバークするのはいいですね。ビバークするのを遭難と同じようにとらえる方が多いですが(下山予定日に帰らないと心配されるのはもっともですが)、状況が悪いときにはビバークして天気の回復を待つのは正解だと思いますし、もっと積極的に活用すべきと考えます。
■今回の分析で得た(気づいた)発想