タイトル | 島田娘、スリップ滑落 |
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発生日 | 2016年11月10日 |
体験者名 | 2017年Y074 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | アイゼンを登山口までは持参すべき | ||
コース | 雪の状態の確認不足 | ||
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | 慣れた山なので、しっかり計画していない | 登りでアイスバーンがあった時でも大丈夫と見切り発車した | |
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | 雪の状況をしっかり見極めて、アイゼンがないのなら途中で引き返すべき | ||
安全最重視の行動 | |||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 |
■類似した自分の登山経験
■どのように対応すべきと考えたか
自分の装備、技量と山の状態をしっかり見極めて、リスクがある場合には早々に撤退して引き返すべきである。
■今回の分析で獲得した知識や技術
滑落というトラブルが発生した後で振り返ると、アイゼンを持っていくべきということになる。結果論ではなく、実際に登山をしている過程で見極めるのは結構、難しいことである。軽量化で装備を少なくしたいのはよくあるというか、積極的に軽量化したい。行動中はなんとなく大丈夫と思ったり、何とかなりそうと思うと、流れでどんどん進むことがある。いつも失敗するわけでもないし、そのような経験をすると、やっぱり大丈夫だったと思う傾向もある。事前に危険を予知する訓練ができるとよい。
■今回の分析で得た(気づいた)発想