タイトル | 危険箇所以外でのスリップ事故 |
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発生日 | 2014年09月04日 |
体験者名 | 2016年Y31 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | |||
コース | 自分の技量に合ったコースを選択しているか | ||
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | 天候の判断や、時間管理を客観的に行っていたか疑問 | ||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |||
安全最重視の行動 | |||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 |
■類似した自分の登山経験
私も当コースを何度か歩きました。その内一回は西穂高岳まで行って、空模様をみて引き返しました。ダメならまた来よう、という気持ちのゆとりが、登山者を長生きさせてくれるものです。
■どのように対応すべきと考えたか
投稿者様が書かれている通り、早くあこがれのルートを踏破したい、という思いが天候判断や歩行のミスにつながったのだと考えます。
■今回の分析で獲得した知識や技術
西穂~奥穂は重大事故が多発しているエリアです。13個ものアップダウンを繰り返す、体力・技術・精神力の必要なルートです。そして槍穂高は雷街道と呼ばれるぐらい、午後になると天候が急変しやすい場所です。
このような難ルートへ臨む際は、一、二日の好天を狙って、満を持していく必要があります。
雨に濡れると大変滑りやすくなる箇所もたくさんあり、好天の下での行動が大原則になるルートです。
投稿者様はかるい怪我ですんだので幸運ですが、西穂山荘のご主人が止めたにも関わらず出発して、命を落とした方も多数います。決して一般縦走路の延長で取り付くところではありません。
■今回の分析で得た(気づいた)発想