タイトル | 那須岳 |
---|---|
発生日 | 2016年9月 |
体験者名 | 2016年Y413 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
---|---|---|---|
装備 | 雨具を着た状態での登山開始 | ||
コース | ひょうたん池を経由して、茶臼岳の周りを一周して下山 | ||
山の状況 | 天気が変わりやすい | すでに雨が降っていた | 天気が回復することなく、雨、風が強まり一時は嵐に |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
---|---|---|---|
楽観的・希望的な解釈 | 天気が良くなるだろうと思っていた。 | ||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | 雨具を着ていたこと。 | ||
安全最重視の行動 | スクラムを組んで強風に耐えながら下山していた。 | ||
リスク低減行動の継続的実践 | 仲間と手を取り合いながら、避難小屋を目指した。 | ||
その他 |
■類似した自分の登山経験
自分が那須岳に登った時も、下山の時に強い雨に打たれたことがあった。
■どのように対応すべきと考えたか
外が明るくなってきたとしても、その時晴れるとは限らないので、避難小屋で休憩をとったときにも、天気予報を確認し直すべきであると考えた。
■今回の分析で獲得した知識や技術
こまめに天気予報を確認することを心掛け、その後の天気や登山行動について、仲間とよく吟味することが大切である。
雨、風が強くなった場合は、仲間とまとまって歩いたほうが安全である。
■今回の分析で得た(気づいた)発想
今回の事例では雨具を持っていたため、最悪の事態をせけることができたが、もし雨具を忘れた場合、確実に体温を奪われていたと考えられる。そのため、登山計画時の装備の確認は最も重要なことであると改めて感じた。
また、登山行動中に天気予報を調べたり、登山行動を考えるときは、山小屋の人と相談することも、その後の安全確保につながると思った。