タイトル | 晩秋の天狗塚で濃霧による道迷い。 |
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発生日 | 2016年10月下旬 |
体験者名 | 2017年Y128 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | コンパス等位置を印す物の不足 途中でザックを外すなら、ポーチと一体になっているザックを買い、ポーチのみで行動すること、とすればよい | ザックを離した→特に飲食とカラビナ | |
コース | |||
山の状況 | 急な濃霧 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | 登り慣れていると深く考えていない | 霧でも山頂に行ったこと(急げばよいと考えたこと) | |
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | その日の山の具合や気温等でこの後起こることをある程度予測しておいた方が良い | 感しか頼りにしていない(道具がない為か) | |
安全最重視の行動 | 霧→雨の体温低下の可能性からも、最低限荷物を持っていくべきだった カッパを着る、行動食を持っていく等 | ||
リスク低減行動の継続的実践 | 目印をつけるべきだった | ||
その他 | 備えが足りていない(物も心も) |
■類似した自分の登山経験
自分がした経験として、霧の時の下山であったが、その時は1つ1つゆっくりと行動した為に何事もなかったと思われる。また、複数人でいたのも大丈夫だった要因と考えられる。
■どのように対応すべきと考えたか
この人は、独りで登っており、かつ、装備も不足していて、考え方も楽観的すぎたために、このようなことが起こったと思われる。途中途中の行動も霧でも急いだところやザックを置いて行ったことが良くないところである。霧での登山はリスクがあり、さらに山で急ぐことは転落を意味する。ザックを置いて行ったことでカバーできる物はなくなり、身1つで山に残ることとなることは避けた方が良い。ザックを置いていくならば他にも方法はあり、ポーチを持ったり、ポーチ付ザックを買ったりすべきである。また、そもそも道に迷って1度で抜けられなかったのはコンパス等での位置確認をしなかったことも理由にあげられる。何もないなら無いなりに考え工夫すべきところを何もなく気分のみでするのは下策であり死ぬ可能性さえある。
■今回の分析で獲得した知識や技術
今回の分析で改めて備えることの大切さを目の当たりにした。山において小さなことでも、結果は変わるので注意すべきと感じた。
■今回の分析で得た(気づいた)発想