発生日 | 2017年09月03日 |
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体験者名 | 2017年Y094 |
登山地域 | 天狗岳 |
■パーティ人数:2人
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:縦走
■天気:晴れ
■解決種別:自力下山
■登山計画時にそのリスクに対する検討を行ったか:どちらともいえない
■行動中にリスク回避や軽減が行えたか:どちらともいえない
天気もよく、体も疲れてないので、登り易くてまた来ようと思っていた。岩がゴロゴロあるくだりが終わり、平坦な道をあと一時間のところで、鼻歌まじりで進んでいた。苔のついた丸太の橋を渡り終えるとき、丸太の木と木の間に、スポッと右足が落ちてしまった。すぐ抜けると思って、動かすがまったく動かず。うまい具合にはまってしまった。一緒に登っていた夫も「なにやってんの?」とすぐ抜けるとおもったが、まったく動けない状態。後ろから来た人と、丸太を引っ張ったりしたが、まったく動かず。「先の小屋に助けも止めましょうか?」という事態に。私は、怪我もしてないし、右足だけ落ちている状態に、少し動けばいいのに。と恥ずかしい状態でした。丸太が朽ちていたのではまっている膝の周りの木の皮をむしり始め、「むしってみよう」となる。夫がナイフをだして、木を削り、足がぬけた!「やったー」と手助けしてくれた3人の登山者と私たちで拍手。「勉強になりました。こういうことがあるんですね。ナイフは持っておくべきですね」と言われて、本当に何があるかわからないから、料理に使わなくてもナイフ等はもっておくべきだと思った。まさか、自分がこんなとこにはまったり、するんだと、どんな山でも「舐めてはいけない!」と思いました。小屋の人にも少し丸太の橋を削ってしまいましたと謝りにいきました。「けがなくてよかった」と言ってくださり、みなさまに感謝です
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | |||
コース | |||
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | |||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |||
安全最重視の行動 | |||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 |
どんな山でも舐めてはいけない。下山のときこそ慎重に。ナイフ、ロープ、小屋の電話等は必ず用意すること