発生日 | 2017年11月22日 |
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体験者名 | 2017年Y105 |
登山地域 | 石老山 |
■パーティ人数:5人以上
■山行スタイル:ガイド登山
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:曇り
■解決種別:その他
■登山計画時にそのリスクに対する検討を行ったか:あまりしなかった
■行動中にリスク回避や軽減が行えたか:あまりしなかった
隊列を組んで石の階段状の斜面を下山中に、後続者の話の内容をぼんやり聞いていて?意識が散漫になっていたのか、気が付くと両足が平行に並んでしまい、体重が前に掛かって膝から一回転するように次の段まで回転転落。一段の段差は約50?p程度あり、転倒の際石に下半身をぶつけ打撲した。後で確認して見ると着圧タイツの上に登山ズボンを履いていたせいか、両膝と腰が擦り剝けた程度で済んだ。ザックがクッションになったためか幸いにも頭部への衝撃はなかった。 後で考えても、なぜそんな所で転んだのか自分でも定かではない。かなりゆっくりしたペースで下っており、後続者の話をぼんやりと聞いていて一瞬眠ったのか、意識がぼんやりしたのか?不明。下りは階段状の石積みであったが、隊列を組んで歩いており、通常の自分のペースよりかなり遅く、意識が散漫になっていた可能性が高い。通常、階段状の斜面で両足が揃うことはなく、隊列の前の人との間隔をとるため階段状の踊り場部分で両足が揃ったのかと後で考えた。気が付いた時には、両端が揃っており、”あー”という感じで前に崩れた。 当日のツアーは17名の参加者で、女性が7割で年長さんの子供もおり歩行速度はかなり遅く、通常の単独行の様な緊張感は全くなかったのがいけなかったのか。
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | |||
コース | |||
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | |||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |||
安全最重視の行動 | 通常、単独行が殆どで隊列を組んで歩くことは少ない。特に、自分の歩行速度より速いペースでついて行こうとすることはあるが、自分のペースより遅いペースに合わせることは殆ど経験していなかった。家族連れのようなツアーで気持ちが緩み緊張感に欠けていた。 | ||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 |
ツアー等の隊列歩行であっても適正な間隔をとって、自分のペースで自己責任で歩くこと。