発生日 | 2017年11月19日 |
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体験者名 | 2017年Y103 |
登山地域 | 金剛山~日蓮山 |
■パーティ人数:2人
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:縦走
■天気:晴れ
■解決種別:自力下山
■登山計画時にそのリスクに対する検討を行ったか:した
■行動中にリスク回避や軽減が行えたか:少しした
藤野駅~金剛山~日蓮山~藤野を歩いた。好天で登りはきつくなく、快適に歩き、日蓮山山頂で昼食を取る。休憩後下山路にさしかかり、急傾斜でロープが張ってあり、上り道と違い少し戸惑った(このルートを甘く見ていたようだ)。それ程時間もかからずに下ることが出来た。急坂が終わり やや開けた場所に降り立つ。ここで左側に道標のあるのに気づかず、道なりの右手の路を進む。直ぐに左側がやや崩れかかった箇所があったがかまわず進む。次第に路は荒れて途中左手に入る路があり、「この先危険箇所」の道標を見て右手をさらに進む。ついに竹藪が生い茂って路をふさいでいるため、順路を間違えていることに気づく。「この先危険箇所」の道標まで引き返し、その方向に進む(あとで考えると、ここでどうして元にもどらなかったのか?、やはり動揺して判断力が鈍っていたのかもしれない)。路は進むにつれ荒れ路となり、ザレ場もあってついに前進できなくなる。スマホのGPSで確認するとルートからかなり外れていることがわかった。元の日蓮山頂直下まで引き返すことにして、戻る。悪路を難儀した。ようやく日蓮山頂直下まで引き返し、道標を発見。全く逆方向を進んだことを知る。近隣からの登山者に聞くとタケノコ取りの路だった。ハイキングコース歩きということで。地図(持参)の確認を怠ったための約1時間迷ってしまった。悪路を滑落する恐れもあったので、ほっとした。後で市の観光課に道標みら位置を変更するよう申し入れた。
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | |||
コース | ハイキングコース歩きということで、地図、ガイドブック等詳細にはルートを検討しなかった。 | スタート時点で、地図にてルートの再確認が必要であった。 | 道標が無いことに早く気づくべきであった。 踏み後を頼りすぎて進んでしまった。 スマホの地図情報では情報が足りないことが分かった。 |
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | |||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |||
安全最重視の行動 | |||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 |
地図によるルート確認の重要性を痛感した。