発生日 | 2017年11月05日 |
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体験者名 | 2017年Y100 |
登山地域 | 中倉山 |
■パーティ人数:2人
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:快晴
■解決種別:自力下山
■登山計画時にそのリスクに対する検討を行ったか:あまりしなかった
■行動中にリスク回避や軽減が行えたか:どちらともいえない
稜線を登るコースで、比較的狭い稜線で、岩山である。登山中は、滑落に注意しながら、真剣に登っていた。山頂まであと、30分の比較的広い場所に着いたので、リュックを下ろし岩に腰掛けて休んでいた。眺めを楽しもうと立ったところ、意識がなくなり、意識が戻ったときには、顔面が血だらけであった。暫く休み、顔の出血が収まったので、周りを見ると、小さい岩が転々としており、右肘と右膝を擦りむいたあと、顎とメガネの部分を岩に打ち付けたようだった。 鼻血が収まらなかたので、ティシュを花に詰めて、下山した。足と腰は何とか無事だったので、車まで登ることができた。車で帰宅後、夜間外来に行ったところ、CTにより、顔面に参加書の骨折があった。外傷はしばらくして収まったが、顎を打ったため、暫くはものを食べるのに苦労した。視力の低下や眼球の動きに異常はなく、頭も打っていなかったのが不幸中の幸いだった。ヘルメットの必要性を感じた。今持って、なんで倒れたかわからないが、心電図の異常もないため、立ちくらみではないかとの判断であった。
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | 特になし、いつもの装備は整えていた。 | 滑落の危険があったが、気が張っていたため、そこまでは、普通に登れたが、帽子を忘れていたことが、立ちくらみのに影響を与えたとも考えられる。 | |
コース | 登山計画においては、登山ルートを確認したが、ルートが二通り有り、ちょっと冒険心で稜線ルートを選んだ。 | ||
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | |||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |||
安全最重視の行動 | |||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 |
顔面骨折があるので、その後まだ登山はしていない。