発生日 | 2014年03月01日 |
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体験者名 | 2016年Y289 |
登山地域 | 群馬県大峰山 |
■パーティ人数:2
■山行スタイル:ガイド登山
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:晴れ
■解決種別:自力下山
■怪我人:本人
■怪我の種別:骨折
■怪我の部位:腹部
■怪我の原因:歩き方
■怪我した場所(登り):
■怪我した場所(下り):雪道
■怪我した場所(不明):
小さな山で、天気も良く、昼間、スキー場のすぐ隣のたっぷりの雪でスノーシューを楽しんでいた。ガイドさんがまず、急斜面をシリセードで降りていった。しばらく待っていたが、声が聞こえないので、離れてしまったかと心配になって、「私も降りますね!」と大きな声をかけて、自分もシリセードで降り始めたところ、思ったよりも急斜面で、すごいスピードが付いてしまい、制御が利かなくなって小さな雪崩を起こして、巻き込まれてしまった。斜面の木に胸をぶつけて、ろっ骨を折ってしまった。頭を打たなかったこと、軽く雪に埋もれていたが息はできたこと、すぐにガイドさんが気づいて掘り起こしてくれたことから、大事には至らず、自力でゆっくり下山した。
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | |||
コース | 全体として簡単な山でも、普通の登山道と外れたコースを歩くSSの場合、急斜面では、コースグレードは全く当てにならない。 | ||
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | スノーシューは3シーズン目で自分の用具を購入し、アイゼン・ピッケルで雪山にも行くようになり、冬の山行が楽しくて仕方ない頃だったこと、スキー場のすぐ隣で、夏なら本当に簡単なコースなので、気が緩んでいて、きちんと自分で状況判断できていなかったことが原因。 | ||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |||
安全最重視の行動 | |||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 |
どんな山でも、自分できちんと周囲を見回して状況を判断する。