発生日 | 2016年08月04日 |
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体験者名 | 2016年Y863 |
登山地域 | 北岳・農鳥岳 |
■パーティ人数:1
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:山小屋泊
■登山内容:縦走
■天気:曇りのち雷雨
■解決種別:自力下山
■場所 :登り
■原因(環境):視界不良(悪天候)
■原因(人):
■道に迷ったかもと感じたときにすぐに対応したか:No
■迷ったときに現在位置を把握できたか:Yes
■現在位置や正しいルートを確認する手段:地図
■道迷い後の行動:来た道を戻る
今回、北岳への登行は池山釣り尾根とした、このコース学生時代 冬山で使ったコース、北岳へは今回で4回目、例によって事前にネットやヤマレコで調べたところ夏はあまり使用されてないらしい。6時30分出発登ってみると思ったより廃道寸前、ハイマツ帯は路が定かでなくときに藪漕ぎをしいられる、結果体力と時間を消耗して八本歯に至る、この頃より降雨強くガスも強くなる大樺沢コース出会い直前の垂直の鎖場、フィックスのロープ付け根から切れており、ガスで深さも分らず、登山断念引き返したが、ここで道間違い、気が付いたら登った時にない急斜面に遭遇、体力・気力使い果たし激しい雨の中登り帰す気にならず路迷い遭難実感。暫くして雨がやみ瞬間ガスが晴れたので地図・コンパスで現在地確認。確認で来たことにより再び登行意欲がでて引き返す。先ほどの鎖場、フリーでも案ずるより産むが易し、この頃より再び雨ガス強くなり雷も発生、稲妻に追われるようにして予定より2時間遅れの16時北岳山荘着。 本日このコース、登山者・下山者とも出会わず。
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | 今回の様な場合ゴアテックスの雨具、世間で云うほどの性能ではない。今、山と高原の地図を持って登山している人が多いが、私は国土地理院2万5千分の1地形図を携帯しないと不安でしょうがない。 | ||
コース | |||
山の状況 | やはり雷は怖い特に単独行の場合 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | |||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |||
安全最重視の行動 | |||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 | 年を取って鎖場で弱気になり安全第一が返って良くなかったかいまだに判断に迷うところ。 |