発生日 | 2015年11月 |
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体験者名 | 2016年Y148 |
登山地域 | 吾妻連峰・家形山 |
■パーティ人数:2
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:縦走
■天気:小雪~曇り
■対応(解決種別):[救助要請(山小屋・他登山者)]
■場所:[下り/一般登山道]
■原因(人):[バランスを崩した]
■原因(コース/環境):[木/木の枝に乗った足が滑り]
■怪我の程度:[重症(行動可)]
■怪我の部位:[腕/肩]
■転倒した瞬間の対応:[行わなかった]
■転倒距離:[不明]
家形山を周回して下山中、間もなく林道に出る緩やかな砂利混じりの登山道で、砂利に隠れていた濡れた木の枝に乗った足が滑り、足払いを掛けられたように転倒した。後ろを歩いていた同行者からは、「身体が宙で真横になっていた」と言われた。左半身から落ち、下腕と肩を強打した。自力でクルマまで歩き下山はしたが、左腕が水平から上がらない(上げようとすると激痛)状態が半年以上続いた。整形外科では、肩関節の膜が傷ついたとの診断で服薬を続けた。ほぼ一年が経ったが、まだ違和感や軽い痛みがあり、モノの上げ下げに不自由することがある。
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | |||
コース | |||
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | |||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |||
安全最重視の行動 | |||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 | 濡れた枝で滑ることは承知していたが、緩やかな斜度と、もうすぐクルマに着くことで少し早足になっており、さらに下山間近で注意力が散漫になっていたこと等が原因と思う。 |
平坦な道でも、下山間際でも油断せず路面の状況などを確かめて歩く。