発生日 | 1991年10月 |
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体験者名 | 2016年Y350 |
登山地域 | 日光白根山 |
■パーティ人数:3
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:縦走
■天気:晴れ
■対応(解決種別):[救助要請(山小屋・他登山者)]
■場所:[下り/一般登山道]
■原因(人):[バランスを崩した/筋肉が冷え切って]
■原因(コース/環境):[―]
■怪我の程度:[重症(行動可)]
■怪我の部位:[膝]
■転倒した瞬間の対応:[行わなかった]
■転倒距離:[不明]
友人男性と自分の妻を連れて日光白根山に登頂した。素晴らしい秋晴れで、順調に歩いて予定時間より早く山頂に着くことができた。快晴で無風だったため、のんびり山頂で昼食を食べた後、1時間近く休憩し横になって昼寝までしていたが、これが失敗だった。妻は筋肉がすっかり冷えて切って、下り始めると同時に急斜面を前向きに転倒。過去に負傷した膝をふたたび痛めてしまった。友人に応急措置をしてもらい、自力で下山した。しかし登山口に着く前に完全に日が暮れて、当時は日帰りではヘッデンを持参せず、月明かりの中をどうにか下山することができた。
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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装備 | 事故発生の原因ではないが、ヘッデンを持参しないことが、負傷により到着時間が遅れて、暗くなった際に、より大きな事故につながる危険性があった。 | ||
コース | |||
山の状況 |
計画時 | 出発直前 | 行動中 | |
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楽観的・希望的な解釈 | |||
調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |||
安全最重視の行動 | |||
リスク低減行動の継続的実践 | |||
その他 | 過去の負傷歴を把握しておくべきだった。しかも自分のカミさんのを知らなかったとは・・・・・・。 | 長時間の休憩で筋肉を冷やしてしまい、その後いきなり歩いたため、それまでの疲労とあいまって、転倒につながったと思う。 |
休憩は昼食以外は座らない。 ヘッデンは予備バッテリーか、超小型ヘッデンをサブとして持参。