登山の知識&ヒヤリハット
登山者の主体的な学びを支援する学習サイト by 日大工学部 嶌田研究室

登山の知識&ヒヤリハット

ヒヤリハット記事 検索条件設定/確認

ヒヤリハットで疑似体験

2017年7月13日印刷
発生日 2016年11月06日
体験者名 2016年Y90
登山地域 東中国 泉山 
登山概要

■パーティ人数:1
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:頂上で雨

ヒヤリハットタイプ

■解決種別:自力下山
■気象種別:雨
■発生後の対応:続行

ヒヤリハット本文

登山体験 ・初めての雨 超初心者の私は、冬登山の服装を試すべく、近くの山で試運転に出かけました。 知らないことが多すぎる。 知ったときには遅すぎる。 今回の体験「教訓 濡れてはいけない」  2016年11月6日(日)7時45分登山開始  気温は久世9:00で11度なので、 山の上は、6度かな(9時で)  風速は5mくらい  低気圧が通り過ぎる。   服装 冬用のインナー 冬用のインナーの上に着る中間着としてオールシーズンのミレーのシャツ ヤッケ  下は、日本製の九州の例のタイツ、夏ズボン。 登り初め、全部着込んでいたら暑くて、ヤッケとミレーを脱ぐ。これがいけんかったな。 インナーと夏シャツで登山。夏の格好だ。  9時頃から、雨が降り出し、風も出て寒いので、ヤッケを着る。結構シャツは濡れていたのだが、体温が暑かったためか気づかなかった。 次第に、インナーと夏のシャツにヤッケでは寒く、上半身も冷えて足も重たくなり、体の動きがとてもつらくなった。 気力も萎える。 とても縦走は無理と考え、あと10分ほどの頂上の井水山で引き返すことにする。 頂上。そこでも、着替えをすることを知らず下山開始。 下山中、どうにも寒く、苦しいので、夏シャツと試運転の服のミレーを着替えることにした。着替えたら快適快適。すぐに体が温かくなりました。 夏シャツは、汗と雨に打たれてびしょでした。 夏シャツが原因。雨は体温も気力も思考力も奪う。

要因分析
装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)
装備
冬の服の試運転
コース
近くの低山 タイムコース有り
山の状況
未経験
装備
コース
山の状況
装備
知らないことが多すぎる。 服装の試運転のつもりの登山で、初めての雨の体験。
コース
コースと断念して引き返したのが正解。 まあ無理する体力も気力も無かったが・・・。
山の状況
雨・風 低気圧通過 当地では、「きたけ」と呼ぶ。北の気配で「北気」と思っている。
登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
濡れると言うことの恐ろしさを低体温になって知った。
対策

教訓 濡れてはいけない

学びの場

ヒヤリハット体験への学習レポートを書き込んだり、学習レポートへコメントをつけたりしてみんなで対策を考えましょう。
※学習レポートの書き込み及びレポートへのコメントの投稿はログインユーザのみ利用可能です。

新しい学習レポートを書き込む
(ログインユーザのみ利用できます)
20170029
おすすめ学習レポート
2017年12月14日印刷
STEP2 省察
装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)
装備
服装 冬用のインナー 冬用のインナーの上に着る中間着としてオールシーズンのミレーのシャツ ヤッケ→ ヤッケが防水性に劣る素材と思われます また、夏山用ズボンの上にはレインウエアを着用されてなかったのが、問題だと思われます。
コース
山の状況
装備
コース
山の状況
装備
コース
山の状況
登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
登山初心者の方
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
STEP3 概念化

■類似した自分の登山経験

■どのように対応すべきと考えたか

■今回の分析で獲得した知識や技術

無雪期に着用するレインウエアは、耐水圧:透湿性に優れた能力をあるものを装備する事。
また、非常時に着替えなどに使えるようツエルトやヴィヴィシェルター等も常時装備する事。

■今回の分析で得た(気づいた)発想

STEP4 専門家との意見交換や登山での実践を行った結果

STEP2とSTEP3の内容の振り返り結果

装備が不十分と見受けられました。

このレポートに投稿されたコメントはまだありません。

20170014 2017年12月3日印刷
STEP2 省察
装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)
装備
試運転で、替えの服を用意されていたことが、とてもよかったと思います。
コース
山の状況
装備
コース
山の状況
装備
コース
山の状況
登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
STEP3 概念化

■類似した自分の登山経験

服装の試運転はとても有意義ですね!
雨が降り出すと、すぐ止むかなと思って、そのままの服装で私も歩くことがありますが、その後本降りになり、後悔したことがあります。やはり早めにアウターウェアを着込んでおく必要がありますよね。

九州の例のタイツとは、どんなものなのでしょう?! 山用でしょうか? 山用ならば問題ないと思います。

■どのように対応すべきと考えたか

低体温症の一歩手前のご経験を積まれたのは、今後高い山に登る時の良い経験となると思います。乾いた服装に着替えられたことは、とても良いご判断だったと思います。

■今回の分析で獲得した知識や技術

投稿者様のおっしゃる通り、雨は体温・気力・思考力を奪いますよね。ぽつりと降り出したら、即対策を練るのが大切だと思いました。

■今回の分析で得た(気づいた)発想

STEP4 専門家との意見交換や登山での実践を行った結果

STEP2とSTEP3の内容の振り返り結果

このレポートに投稿されたコメントはまだありません。