登山の知識&ヒヤリハット
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ヒヤリハットで疑似体験

雨の日ヒヤリとしたこと

2018年1月18日印刷
発生日 2016年5月
体験者名 2017年Y063
登山地域 立花山、三日月山
登山概要

■パーティ人数:2人
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:縦走
■天気:雨

ヒヤリハットタイプ

■解決種別:自力下山
■登山計画時にそのリスクに対する検討を行ったか:あまりしなかった
■行動中にリスク回避や軽減が行えたか:あまりしなかった

ヒヤリハット本文

雨がよく降る中、山登りをしていました。 低山の縦走でだいたい2時間もかからないぐらいで 下山でき、晴れている時は小さい子供でも登れる山で毎週賑わっている山です。 雨の日も雪の日もほぼ毎週10年近く登っていたので この山のことは知り尽くした山と思っていましたが この日を境に考えが一転しました。 この日もいつものルートを歩いていました。 15分程歩いたところで、どこからかゴロゴロと音がしたと思ったら突然目の前を直径40cmの石が右上から凄いスピードで横切っていきました。 何事が起きたのか、しばらく呆然とましたが 周りを見渡すとまだ落ちてきそうな大きな石があったので先に足速に進みました。 もしあの石が足に当たったら一大事です。 例えるのなら大砲だと思います。 よく映画のシーンで大砲が飛んできて地面を転がって 色んな人々の足がグチャグチャになる、あんな感じです。 大きい石の落石スピードにビックリした1件でした。 しばらく歩き、ますます雨も強くなりました。 2つ目の山の頂上も目前、その時バキバキという音とともに目の前に木が倒れてきました。 音は最初カミナリかと思いました。でも木が折れて倒れる音なんだと初めて知りました。

要因分析
装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)
装備
コース
山の状況
装備
ただ気温だけチェックしウエアを選択し 飲み物と携帯だけを持っていきます。
コース
山の状況
装備
滑らないように気を付けたり、動物が近付かないようラジオを付けたりします。
コース
山の状況
登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表
楽観的・希望的な解釈
毎週行ってるので計画も何もないです。
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
対策

この日は運良くどちらの件も直撃せずに済みましたが、大雨の日の危険は沢山あることに気付かされました。年々雨量が増加しているので今までは山崩れがなかった山でも今後どうなるかわかりませんし、滑りやすいことは勿論のことですが、猪など動物と出会う確率が上がります。猪がいつ襲ってくるかわかりません。たまに威嚇する猪がいるので遠くで見つけた時は近付かないようにしてます。 この日から大雨の日の山登りは辞めました。

学びの場

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