登山の知識&ヒヤリハット
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ヒヤリハットで疑似体験

道迷い

2018年1月23日印刷
発生日 2017年09月02日
体験者名 2017年Y093
登山地域 釈迦ヶ岳
登山概要

■パーティ人数:1人
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:山小屋
■登山内容:縦走
■天気:晴れ

ヒヤリハットタイプ

■解決種別:その他
■登山計画時にそのリスクに対する検討を行ったか:少しした
■行動中にリスク回避や軽減が行えたか:少しした

ヒヤリハット本文

弥山小屋から前鬼小仲坊まで大峯奥駈道を歩いた。朝7時出発で5時到着予定、遅くなっても6時までには着くと考えていたが、前半のんびりと歩いたせいで、孔雀岳付近で小仲坊に6時につくのがギリギリであることに気づき、そこからペースアップした。午後6時で薄暗くなってきて、小仲坊まであと数百メーターのところまで来たところで目印がわからなくなって道迷いした。最後に目印を確認できたところまで戻るべきであったが、暗くなってしまうのを恐れ水のない沢を下ってしまった。沢の片側の木々が少し疎になったところで大声を出したところ、そこが小仲坊のそばで、小仲坊の主人に聞きつけてもらって事なきを得た。主人から沢を下るのは危険、道迷いしたら見通しの効く高いところまで戻るべきと教えてもらった。日暮れ寸前ではあったが、最後に目印を確認したところまで戻る時間はあったので戻るべきであった。野宿するにしても登山道であれば翌日行動しやすくより安全であったと教えられた。

要因分析
装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)
装備
コース
上りのコースタイムは守れたので、コースタイムをそのまま適用した。
山の状況
装備
コース
上りのコースタイムは守れたので、コースタイムをそのまま適用した。
山の状況
装備
コース
午前中、コースタイムより遅れがちであったのを、あまり重要視しなかった。
山の状況
登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
対策

上りのコースタイムは守れるが、下りのコースタイムは守れないので、下りのときも上りのコースタイムで計算するようにしている。

学びの場

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