登山の知識&ヒヤリハット
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ヒヤリハットで疑似体験

転倒

2017年2月23日印刷
発生日 2015年05月21日
体験者名 2016年Y636
登山地域 鈴鹿 竜ヶ岳
登山概要

■パーティ人数:3
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:晴れ

ヒヤリハットタイプ

■対応(解決種別):[救助要請(山小屋・他登山者)]
■場所:[下り/一般登山道]
■原因(人):[バランスを崩した/つまずいて]
■原因(コース/環境):[―]
■怪我の程度:[軽傷]
■怪我の部位:[足]
■転倒した瞬間の対応:[リスク回避行動を行った/空中で頭を前下にして回転し背中から登山道に落下]
■転倒距離:[1m]

ヒヤリハット本文

鈴鹿・石榑峠登山口から竜ヶ岳を経由して静ヶ岳、銚子岳を往復するピストン山行。 帰り道、竜ヶ岳から石榑峠へ下る登山道でつまずいて前向きに転倒した。 そのまま前に倒れると頭を打つととっさに判断。空中で頭を前下にして回転し背中から登山道に落下するようにした。 下り坂なので1回転では止まらず、もう1回転して止まった。 それでも、意図したとおり背中のザックがクッションになったため頭を打つことなく、足の擦り傷ですみ無事下山できた。 ザックの中のペットボトルなどがつぶれて変形したが、緩衝材になってくれたと思う。 足を滑らせて後ろに倒れる場合はほとんど危険はないが、前向きの転倒はたいへん危険である。以後、下山時には特に注意するようにし、友人たちや登山中に出会った人たちにも、機会があればその経験談を話して注意喚起をしている。

要因分析
装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)
装備
コース
山の状況
装備
コース
山の状況
装備
コース
山の状況
登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
なじみの山での気の緩み
対策

本来下りは得意だが、この経験を経て以後下山道では特に慎重に下るようにしている

学びの場

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