登山の知識&ヒヤリハット
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ヒヤリハットで疑似体験

路迷い

2018年1月23日印刷
発生日 2017年11月19日
体験者名 2017年Y103
登山地域 金剛山~日蓮山
登山概要

■パーティ人数:2人
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:縦走
■天気:晴れ

ヒヤリハットタイプ

■解決種別:自力下山
■登山計画時にそのリスクに対する検討を行ったか:した
■行動中にリスク回避や軽減が行えたか:少しした

ヒヤリハット本文

藤野駅~金剛山~日蓮山~藤野を歩いた。好天で登りはきつくなく、快適に歩き、日蓮山山頂で昼食を取る。休憩後下山路にさしかかり、急傾斜でロープが張ってあり、上り道と違い少し戸惑った(このルートを甘く見ていたようだ)。それ程時間もかからずに下ることが出来た。急坂が終わり やや開けた場所に降り立つ。ここで左側に道標のあるのに気づかず、道なりの右手の路を進む。直ぐに左側がやや崩れかかった箇所があったがかまわず進む。次第に路は荒れて途中左手に入る路があり、「この先危険箇所」の道標を見て右手をさらに進む。ついに竹藪が生い茂って路をふさいでいるため、順路を間違えていることに気づく。「この先危険箇所」の道標まで引き返し、その方向に進む(あとで考えると、ここでどうして元にもどらなかったのか?、やはり動揺して判断力が鈍っていたのかもしれない)。路は進むにつれ荒れ路となり、ザレ場もあってついに前進できなくなる。スマホのGPSで確認するとルートからかなり外れていることがわかった。元の日蓮山頂直下まで引き返すことにして、戻る。悪路を難儀した。ようやく日蓮山頂直下まで引き返し、道標を発見。全く逆方向を進んだことを知る。近隣からの登山者に聞くとタケノコ取りの路だった。ハイキングコース歩きということで。地図(持参)の確認を怠ったための約1時間迷ってしまった。悪路を滑落する恐れもあったので、ほっとした。後で市の観光課に道標みら位置を変更するよう申し入れた。

要因分析
装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)
装備
コース
ハイキングコース歩きということで、地図、ガイドブック等詳細にはルートを検討しなかった。
山の状況
装備
コース
スタート時点で、地図にてルートの再確認が必要であった。
山の状況
装備
コース
道標が無いことに早く気づくべきであった。 踏み後を頼りすぎて進んでしまった。 スマホの地図情報では情報が足りないことが分かった。
山の状況
登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
対策

地図によるルート確認の重要性を痛感した。

学びの場

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