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ヒヤリハットで疑似体験
発生日 | 1995年07月中旬 |
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体験者名 | 2016年Y795 |
登山地域 | 奈良県・大峰山系 |
登山概要
■パーティ人数:3
■山行スタイル:その他
■宿泊:山小屋泊
■登山内容:縦走
■天気:晴れ
ヒヤリハットタイプ
■対応(解決種別):[救助要請(山小屋・他登山者)]
■場所:[不明/崖]
■原因(人):[集中力を欠く/余り気にせず体重を掛けた]
■原因(コース/環境):[木/先行者と同じ場所に乗り通り過ぎようと体重をかけた時、倒木が崩れた]
■怪我の程度:[軽傷]
■怪我の部位:[不明]
■滑落した瞬間の対応:[リスク回避行動を行った/頭部への衝撃を避けるため体をねじって上下を逆さまにした回転させた]
■滑落距離:[不明]
ヒヤリハット本文
崖岩へつりで倒木上を歩行中、先行者と同じ場所(足元)に乗り通り過ぎようと体重をかけた時、倒木が崩れ崖下に背中より仰向けに転落。瞬間しまったと感じましたが頭部への衝撃を避けるため体をねじって上下を逆さまにした回転させた記憶があります。 その結果、多少の打撲がありましたが大した怪我も無く済みました。それでもその時は気が動転していたと思います。立ち上がって歩ける迄の時間は20分~30分はかかったでしょう。その後も踏ん張る力がもとに戻るまでは1時間は掛かったでしょう。 先行者がなんら問題なく通過したので余り気にせず体重を掛けたのがまずかったと思われます。
要因分析
装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 | 先行者が何ら問題なく通過したからと言って安心できるとは限らなない。あまり話に夢中ななり道を間違えたグループを見かけるがリダーがしっかりしておればと思う。 ・崩壊地の通過には3点確保が困難な場合がある。その際の足元ー歩幅・足裏の感覚・地面の状態ーの状態を瞬時につかみ対応する能力を磨く必要があると思う。 また、この感覚力は年齢とともに低下することを認識しなければならないと感じています。 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 | お互いに注意喚起の掛け声が必要となるが、自身が精いっぱい状態であること声が出せない時など、どうすればよいのかと感じる時がある。 ・一番は自信過剰にならない事。一歩一歩を大切に確実に歩を運ぶことと思う。人任せが事故の元となる。 ・経験の学習ではないでしょうか。自分に良くても人に良いかは判らない。 ・自分の体力を含めた技量を十分に把握する能力があれば余裕も生まれるのではないでしょうか。 ・目、耳、鼻、足裏など俗に五感を十分に使う事ではないでしょうか。これは習う事が出来ません。強い意識を持って働かせると何時かは自然と働く様になると思います。遠くの雲を見て雨の様子を知る。コロコロ転がる様な音を感じたら落石箇所が近いとか、カサカサする音なら動物が近くに居ると。 注意しながらきょろきょろ歩きが大切ですね。 |
対策
注意しながらきょろきょろ歩きと、一歩一歩を大切に確実に歩を運ぶことです。
学びの場
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