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ヒヤリハットで疑似体験
発生日 | 2014年05月10日 |
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体験者名 | 2016年Y948 |
登山地域 | 四国 石鎚山 |
登山概要
■パーティ人数:1
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:山小屋泊
■登山内容:縦走
■天気:晴れ
ヒヤリハットタイプ
■対応(解決種別):[救助要請(山小屋・他登山者)]
■場所:[縦走/ガレ場]
■原因(人):[―]
■原因(コース/環境):[―]
■怪我の程度:[無傷]
■怪我の部位:[―]
■滑落した瞬間の対応:[リスク回避行動を行った/ガレた崩落地点を横切ろうとしたところで、足下の石が崩れ、慌てて後退し、元の登山道に戻った。]
■滑落距離:[―]
ヒヤリハット本文
2014年5月10日から土小屋白石ロッジに1泊で、西之川〜瓶ヶ森〜土小屋〜石鎚山〜台ヶ森〜保井野への縦走を計画した。1日目は順調に進み、計画通り瓶ヶ森駐車場から白石ロッジにロッジの車で移動し、1泊した。翌日石鎚山頂から二ノ森への縦走の途中で西ノ冠岳に寄ることを計画。持参した山と高原地図にはルートは載っていなかったが、文章中に登山道と稜線が最接近するコルの部分から稜線沿いに登れるとの記載があり、その文章のみを参考に西ノ冠岳に出発。地図上、稜線と登山道が最接近する場所は西ノ冠岳を一旦通過した、二ノ森との間のコルと見当をつけ、そこから西ノ冠岳の山頂に向かおうとするが、稜線沿いに道が見当たらず、近くに見えた赤テープを見つけて、稜線の北側の斜面を進んだ。途中で赤テープが見つからなくなったが、山頂は見えていたのでそこへ向かって歩いて行ったが、ガレた崩落地点を横切ろうとしたところで、足下の石が崩れ、慌てて後退し、元の登山道に戻った。後から地形図を見直すと、近くに見えた赤テープは、西ノ冠岳北側の稜線から下山するバリエーションルートへ誘導する赤テープであったと推測された。
要因分析
装備 | |
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コース | 西ノ冠岳に登ろうと考えたのは、白石ロッジに宿泊している時であり、情報収集は不十分であった。ガイド本の文章の記載のみを参考にして、文章の曖昧さを考慮せず、間違ったコースを歩く計画を立ててしまった。 |
山の状況 |
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
装備 | |
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コース | ガイド本の文章のみを参考にしてルートを決定したのにもかかわらず、設定したルートが誤っている可能性について考慮せず、思い込みで誤ったルートに入ってしまった。誤ったルートに入ってガイド本の記述(稜線沿いに登る)と異なる状況(北斜面に沿ってトラバース気味に登っていく)になっていたにもかかわらず、ルートが違っている可能性に気づかなかった。 |
山の状況 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 | 地形図は持参していたが、地形図を見て自分の位置を正確に把握する技術は当時は有しておらず、ガイド本に記載したルートから大きく外れてしまっていることに気づくのが遅れた。明らかに登山ルートとは違う、危険な崩落地点に危険性を認識せずに入ってしまった。 |
対策
1.発前に十分なルートの調査を行い、明確にルートを決定してから山行にのぞむ 2.初めての山の場合は、設定したルートが間違っている可能性も考慮して、分岐での進む方向や、ピークからの降りる方向など、十分確認した上で、進む 3.分岐の後など、自分が歩いているルートに少しでも不審な点があれば、分岐まで戻り、ルートを再確認する。
学びの場
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