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ヒヤリハットで疑似体験
発生日 | 2008年08月09日 |
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体験者名 | 2016年Y802 |
登山地域 | 北アルプス蓮華岳、蓮華大下りの末端部 |
登山概要
■パーティ人数:1
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:山小屋泊
■登山内容:縦走
■天気:
ヒヤリハットタイプ
■対応(解決種別):[救助要請(山小屋・他登山者)]
■場所:[縦走/崖]
■原因(人):[バランスを崩した/急な下りで下の方が見えなかった]
■原因(コース/環境):[石・岩/岩屑に足を取られて]
■怪我の程度:[無傷]
■怪我の部位:[―]
■滑落した瞬間の対応:[リスク回避行動を行った/両手でやっと止めて、元のコースに戻ることができた]
■滑落距離:[-]
ヒヤリハット本文
扇沢→針ノ木峠→蓮華岳→七倉岳→船窪岳→烏帽子岳→烏帽子小屋→高瀬ダムの縦走(前夜発3泊4日)の2日目午前8時前に発生。蓮華岳から北葛乗越に降りる蓮華大下りの末端部分、北葛乗越に降りる直前が、切り立った壁になっており、コースは右側に曲がって鎖と壊れた梯子のある方に向かうのだが、急な下りで下の方が見えなかったので直進してしまい、岩屑に足を取られて滑りだした。両手でやっと止めて、元のコースに戻ることができた。そのまま滑っていたら、末端の壁(高さは10m以上ある)から転落し、大事に至った可能性が高い。手で何とか止めたので、手の平に擦り傷がたくさんできたが、手持ちの薬で対応できる範囲で済み、予定通り縦走できた。おかしいな、と思ったときに、北葛乗越に先着して様子を見ていた他パーティから、大声で注意された、それと同時に滑り始めた。その日は好転で、蓮華岳の頂上は展望もきき、たいへん良い雰囲気で、少し気持ちがゆるんだまま、蓮華大下りに入ってしまったのが原因の一つと思う。特に蓮華大下りは、初めのうちはなだらかな歩きやすいコースであることもあり、そのままの勢いで、道がだんだん悪くなるのもかまわず、不用意に下ってしまったのが拙かったと思う。
要因分析
装備 | 装備に問題があったとは考えていない。 |
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コース | 船窪岳→不動岳→南沢岳の部分は、難コースとして意識していたが、蓮華岳の下りはそれほどマークしていなかった。 |
山の状況 |
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 | ・単独なので、自分自身にすべての原因がある。山に行くとリラックスでき日頃のストレス解消になるが、その反面、注意力が散漫になることがあると自戒した。 |
対策
初めて行くコースでは、下りに特に注意する。特に転ばないように慎重に足を運ぶ。
学びの場
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