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ヒヤリハットで疑似体験
発生日 | 2015年01月17日 |
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体験者名 | 2017年Y047 |
登山地域 | 槙尾山 |
登山概要
■パーティ人数:1人
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:曇りのち雪のち晴れ
ヒヤリハットタイプ
■解決種別:自力下山
■登山計画時にそのリスクに対する検討を行ったか:しなかった
■行動中にリスク回避や軽減が行えたか:しなかった
ヒヤリハット本文
槙尾山は標高600m程しかなく登山口からの標高差も200m程。 登山を始めて2ヶ月目だった初心者の私でも大した苦労なく登れるものと油断していました。 眺めが良いという蔵岩に行こうと決めていましたが、地図も未所持で手元には土産屋で貰った手書きの概念図のみ、ルートも決めず出発しており、今思えば無謀も良いところです。 出発も13時頃で日の短い季節に登り始める時間ではありません。 当然ヘッデンも未所持でした。 登山道を歩き出して程なく空は曇り始め急激に気温が低下してきました。 山頂へ向かう途中雪が降り始め、山での天候悪化という初めての経験に動揺してしまいました。 山頂へは何とか着いたもののその後は気が焦りショートカットに見えたバリルートに足を踏み入れ、そこで強風と雪によるホワイトアウト。自分の現在地も分からなくなり山中を右往左往する羽目になりました。 施福寺方面に進めばなんとかなるとグーグルマップを頼りに進むと寺方面の道は塞がれており通れず。 道らしき場所を先も分からないまま登り返していたらなんと蔵岩に着いてしまいました。蔵岩でストーブを焚く登山者に恥ずかしながら道を尋ね下山出来ましたが、陽が傾き始めた下山道でも何度も迷いそうになったのを覚えています。 時間にしてたった3時間程、しかし登山の怖さを嫌という程思い知らされた山でした。
要因分析
装備 | 雨具など天候悪化時の装備も無かった |
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コース | ルートをしっかり調べていない |
山の状況 | 山の天気が地上と違う事への認識が無かった |
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | そもそも経験が足りずリスク回避などの思考が無かった |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | 何もかも問題だらけだが、1番の原因はそもそも迷ったら引き返すという基本的な動きを出来ずどんどん進んでしまったためかと思います |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
対策
悪天候への備え(雨具、防寒着、ヘッデンなど)、地図の準備と事前のルート調べ、余裕ある飲料や行動食の準備など必ず行うようになりました。
学びの場
ヒヤリハット体験への学習レポートを書き込んだり、学習レポートへコメントをつけたりしてみんなで対策を考えましょう。
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