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ヒヤリハットで疑似体験
発生日 | 2009年09月21日 |
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体験者名 | 2016年Y898 |
登山地域 | 長野県 富士見町 鋸岳 |
登山概要
■パーティ人数:1
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:晴れ
ヒヤリハットタイプ
■解決種別:自力下山
■場所 :登山道
■原因(環境):分かれ道
■原因(人):
■道に迷ったかもと感じたときにすぐに対応したか:No
■迷ったときに現在位置を把握できたか:No
■現在位置や正しいルートを確認する手段:地図。高度計
■道迷い後の行動:来た道を戻る
ヒヤリハット本文
釜無川本谷ゲートから入山、富士川水源標柱手前でコースから外れさまよう(3~40分)、その後正規コースに合流しホッとする。しかし気が焦ったせいか横岳峠へ登りついた後、正面に赤テープが目に留まったので安心してテープなりに歩を進めると途中でテープが途切れてしまった。テープを探そうと付近を探して歩いているうちに戻れなくなり地図上の現在地すら分からなくなる(この間約3時間半)。用意した食料を車の中に置いてきてしまい非常食しか持参していない等 失敗続きで日没は早いし、あちこちに熊の糞はあるし心細くなる。 結局 もとの横岳峠へ戻るべく高度計に頼って横岳峠と同高度付近を水平方向に歩き探索した結果たどり着く。改めて付近を観察したら90度程 左方に正規ルートを発見する。 テープに頼りすぎた先入観が失敗のもとだった。
要因分析
装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)
装備 | メーン食料を車中に置いてきてしまった。飴やチョコ、カロリーメイト等しか持っていないだけに心の余裕もなかったかもしれない。 |
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コース | 日の短い季節だけに時間との関係 そして危険のようだったら安全第一で引き返すつもりでいた。 他の登山者のいることを願っていたがこの日は誰一人いなかった。 |
山の状況 | さまよった付近では石の上が苔で覆われ、足を乗せた石が時々ガラガラと音たてて谷へ落ちていった。また、時折 熊の糞が目に留まった。 |
装備 | 車中に忘れ物はないか特に食料はザックに詰めたか等、肝心な点を落ち着いてチェックすべきだった。 |
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コース | |
山の状況 |
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 | 体力や経験では自信があり頑張るつもりでいたが仲間が都合悪く単独では最初から不安だったコース。 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 | コースの概要はネットで情報を得て理解していたつもりだった。 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
対策
テープを信用して先入観から先へ進んだがテープが消えた時点で元に戻るべきだった。テープは100%信頼できない。 峠など分岐要素がある地点ではマップや地形を再確認する。
学びの場
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