登山の知識&ヒヤリハット
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ヒヤリハットで疑似体験

下山時の転倒

2017年2月23日印刷
発生日 2016年09月11日
体験者名 2016年Y716
登山地域 安達太良山
登山概要

■パーティ人数:6人以上
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:縦走
■天気:快晴

ヒヤリハットタイプ

■対応(解決種別):[救助要請(山小屋・他登山者)]
■場所:[下り/ガレ場]
■原因(人):[バランスを崩した/足を滑らした]
■原因(コース/環境):[―]
■怪我の程度:[軽傷/出血]
■怪我の部位:[側頭部]
■転倒した瞬間の対応:[行わなかった]
■転倒距離:[不明]

ヒヤリハット本文

50代後半~60代前半の男性三人、女性四人パーティー7人。登山歴は、2,000メートル前後の日帰りが多い。雲ひとつない快晴、奥岳登山口で暑いと感じる気温。山頂までの登りでは大量の汗をかき、かなり水分が必要だった。稜線でも風はなくムシムシ感が強く皮膚表面の汗が乾かない。日射しを避ける場所もなく、下りの難所をおぼつかない足取りで抜け、斜度の緩いガレ場の後半、60代前半の男性が足を滑らし踏ん張った直後前に転倒、側頭部を切り出血。応急措置をし、その他のけがや異常がないかを確認、休憩後下山。帰宅後念のため病院での頭の検査を薦める。

要因分析
装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)
装備
コース
山の状況
装備
コース
山の状況
装備
大型絆創膏かあってよかった。
コース
山の状況
快晴時の気温。岩場、ガレ場での経験不足による、体力消耗。
登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
体力や技術がバラバラ。ベテランなので各自対処出来ると思っていた。
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
メジャーなコースと油断した。暑さで脱水症状、体力を奪われた、。
対策

メンバーの意志疎通と技術を把握する。
・大丈夫だろう、と考えない。

学びの場

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