登山の知識&ヒヤリハット
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ヒヤリハットで疑似体験

メンバーが斜面(5m位)を滑り、頭部を打った。

2017年2月23日印刷
発生日 2014年7月
体験者名 2016年Y536
登山地域 八ヶ岳(赤岳の途中)
登山概要

■パーティ人数:5
■山行スタイル:山岳会やサークル、クラブの山行
■宿泊:山小屋泊
■登山内容:山頂往復
■天気:晴天

ヒヤリハットタイプ

■対応(解決種別):[救助要請(山小屋・他登山者)]
■場所:[不明/一般登山道]
■原因(人):[-]
■原因(コース/環境):[木/つかまっていた木が折れて滑落]
■怪我の程度:[軽傷]
■怪我の部位:[頭部]
■滑落した瞬間の対応:[行わなかった]
■滑落距離:[5m]

ヒヤリハット本文

午後1時ごろ発生。コースを間違え、反対側からもどってきた、登山者と遭遇。一時的に立ち止まる(斜面)。引き返そうとしたとき、メンバーの一人がつかまっていた木が折れて滑落。5m位、沢にあった岩に頭部を打つ。出血はなく、たんこぶのみ。痛がっており、継続は困難と判断し、リーダーと2名は、上り、私と遭難者は下り、下の山小屋に泊まり、そこで待機することにした。小屋では、早期に病院に行ったほうが、良いとのことで、私が登山口に救急車を要請した。小屋の人に登山口に送っていただき、検査を受けた。単なる打撲で、レントゲンの上では、異状なしとのことで、翌日、合流し、帰途についた。”

要因分析
装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)
装備
コース
山の状況
装備
コース
山の状況
装備
コース
時間がなく、当初予定のコースを変更した。
山の状況
登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
対策

私が、これ以上困難と感じ、リーダーの意見をまったが、当人がほかの人は続けてほしいと要望。私が遭難者とくだる判断をした。メンバー全員でやめたほうが正解か、これで良かったのか、まよっている。リーダー以外は、初体験のコース。私は、他のコースは経験あり。私なりの反省は、一時的に留まった場所が不安定であったので、少し進み、安定した箇所でのUターンすべきで、あったと、今では思う。

学びの場

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