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ヒヤリハット共有の場

冬の会津駒ヶ岳で道迷い

2018年1月23日
発生日 2017年03月19日
体験者名 2017年Y080
登山地域 会津駒ケ岳
登山概要

■パーティ人数:1人
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:雪時々風雪

ヒヤリハットタイプ

■解決種別:自力下山
■登山計画時にそのリスクに対する検討を行ったか:しなかった
■行動中にリスク回避や軽減が行えたか:あまりしなかった

ヒヤリハット本文

 当日は降雪が予想された中、途中まででもよいからという気持ちで、会津駒ケ岳山頂を目指した。7時ごろ登山開始。その時点でかなり雪は降っていたが、風は穏やかだった。積雪30cmぐらい。1時間ほど登りヘリポート跡地あたりから風が強まってきた。他に登っているパーティーもあるので、それほど不安なく登高を続ける。2時間ほどたったところで下山をするパーティーもいたが、テントを張っている人を発見し、まだ大丈夫だと思い、更に登って行った。踏み跡もなくなり風雪も激しさを増すが、まだ少し樹林帯でもあったので、ここでも不安なく進む。そろそろ小屋に着くころというところで樹林がなくなった。このあたりから霧が発生するが、行けるところまでと思い高みを目指していく。低木はあるがしばらくしてホワイトアウトとなり、自分がどのようなところにいるのか分からなくなる。しかし、低木を目印に20分ほど山頂への道を探していたところで、さらに風雪が強まってきた。自分の踏み跡が消えないうちに下山を開始しなければと思ったけれど、すでに風雪でかき消されてしまった。ここの地点は雪原に近い地形だったため、はっきりとした尾根はわからない。それでもなるべく尾根を外さないように、さらにコンパスで登ってきた方角(南東)を目指し、慎重に道を探した。時間的に10分ほどの彷徨だったが、とても不安で遭難が頭をよぎった。そのうちにリボンのついた立木を発見。その時の安堵感は今でも忘れられない。それでもまだまだ木はまばらで、なるべく尾根を外さないように次のリボンを探した。2つ3つとリボンを発見し、やっと人心地を着いた。道を見失い、10分ばかりの方向だったが、相当体力を消耗したらしく、その後の下山はつらいものがあった。ただ、道を見つけ出せたので時間をかけてゆっくりと下山した。

要因分析
装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)
装備
ワカンやピッケルなどの装備は準備していた。日帰りだが、食料も3食分ぐらいは持っていた。
コース
百名山制覇だけで登山コースを選定してしまった。
山の状況
冬山は多少の雪が降っていても当たり前という気持ちでいた。
装備
コース
山の状況
装備
コース
山の状況
登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
百名山制覇を目標にしていたため、冬の会津駒ケ岳の実態を把握していなかった。
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
対策

未知の冬山には行かないようにした。

学びの場

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20181001 2018年12月23日
STEP2 省察
装備や外的要因の分析(3×3要因分析表)
装備
コース
初めての山域
山の状況
装備
コース
山の状況
降雪予報
装備
コース
山の状況
ホワイトアウト
トレースが消える
登山者自身の内的要因分析(技術、知識、体力、経験等)3×5登山者分析表
楽観的・希望的な解釈
初めての山域にもかかわらず地図の読み込み不足
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
天候悪化予報だが安易に行動
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
楽観的・希望的な解釈
他パーティの力量、計画を知らずにそれを自らの行動判断にした。 途中まででも良いからと言いつつもずるずると進んで行く。
調査・観測結果に基づくリスク対策行動
安全最重視の行動
リスク低減行動の継続的実践
その他
STEP3 概念化

■類似した自分の登山経験

■どのように対応すべきと考えたか

■今回の分析で獲得した知識や技術

途中で引き返すことも考えながら、明確な判断基準が無く先へ進んだ。
気象や地形から引き返すポイントを行動前に明確にしておく。

■今回の分析で得た(気づいた)発想

STEP4 専門家との意見交換や登山での実践を行った結果

STEP2とSTEP3の内容の振り返り結果

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