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ヒヤリハットで疑似体験
発生日 | 2008年07月27日 |
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体験者名 | 2016年Y720 |
登山地域 | 白馬 |
登山概要
■パーティ人数:2
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:山小屋泊
■登山内容:縦走
■天気:曇り
ヒヤリハットタイプ
■解決種別:自力下山
■気象種別:強風
■発生後の対応:山小屋へ移動
ヒヤリハット本文
朝日小屋出発、この日は雲は多いながら、山の景色もよく見え、お花畑の写真も沢山撮りました。雪倉岳から白馬岳に向かう三国境の手前で雨が降り始め、馬の背に入る辺りで雷に遭いました。時間は13時過ぎでした。その時に落雷に遭った人は4人。動けない4人を残して、大勢の人が白馬岳に向かって通過して行きました。暫くして体が動かせるようになり、その場から移動、石のすきまで雨宿り。小雨になるも馬の背は風が強く歩けないので、雪倉岳非難小屋に向かいました。その間、捜索のヘリが飛んできたのですが見つけてもらえず、夕方7時過ぎに小屋に着きました。この時に、若い男性一人が一緒に付き添ってくれて、ついた小屋には2人居て、皆で持っている食料を集めて食事とし、夜を過ごしました。翌日15時過ぎに捜索隊が来て、雷に遭遇した2人は下山。その後、白馬山荘からヘリで下山したそうです。我々とその若い人と他2人の5人は、天気が悪いのでそのまま小屋に留まり、翌日蓮華温泉に下山しました。
要因分析
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
対策
学びの場
ヒヤリハット体験への学習レポートを書き込んだり、学習レポートへコメントをつけたりしてみんなで対策を考えましょう。
※学習レポートの書き込み及びレポートへのコメントの投稿はログインユーザのみ利用可能です。
STEP2 省察
装備 | ラジオを携行すると便利 |
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コース | |
山の状況 |
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
装備 | トレッキングポール・ピッケルなどはザックから外す。 |
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コース | |
山の状況 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | 目的山域の天気予報を、数日前より確認する |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | ラジオやスマホにて、雷注意報が発令されていないかを確かめる。 |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | 高い所に付けている装備を外す。 |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
STEP3 概念化
■類似した自分の登山経験
3,000m級に近い山の稜線で落雷に遭うと、逃げ場に困るものですね。
私も20年ほど前に、西穂~奥穂の間の稜線上で落雷に見舞われました。岩場だったので逃げ場所もなく、ただメンバー全員に直撃しないことを祈るのみでした。結果として全員無事でしたが、落雷中は生きた心地がしませんでした。
落雷と大雨の影響で、畳岩のスラブ帯で行動速度が遅くなりました(スラブは濡れるととても滑りやすくなる為)。その速度低下が原因で、ゴールへその日のうちにたどり着けず、畳2帖ぐらいの平坦地で、夜を明かしました。
■どのように対応すべきと考えたか
雷は金属に落ちやすい、とかつて言われていましたが、実は材質に関係なく、周囲でより高い点に落ちるそうです。なのでトレッキングポールをザックに付けている場合などでは、ポールをザックから外して自分の高さを出来るだけ低くすることが、少しでも直撃を防ぐ対処法になるようです。
もし稜線からハイマツ帯を下れるのであれば、下れるだけ下って、少しでも安心な場所へ避難するのが最善策だと思います。
■今回の分析で獲得した知識や技術
■今回の分析で得た(気づいた)発想
STEP4 専門家との意見交換や登山での実践を行った結果
STEP2とSTEP3の内容の振り返り結果
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