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ヒヤリハットで疑似体験
発生日 | 2015年10月17日 |
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体験者名 | 2016年Y263 |
登山地域 | 金時山 |
登山概要
■パーティ人数:2
■山行スタイル:山岳会やサークル、クラブの山行
■宿泊:日帰り
■登山内容:山頂往復
■天気:晴れ
ヒヤリハットタイプ
■解決種別:自力下山
■怪我人:本人
■怪我の種別:捻挫
■怪我の部位:脚部
■怪我の原因:めり込み
■怪我した場所(登り):
■怪我した場所(下り):草付き・木道
■怪我した場所(不明):
ヒヤリハット本文
11:30頂上での昼食後、これから下山を始める際に同行していたメンバーより「少し時間に余裕があるので、別のルートで下山しよう」と提案がありました。 前日は雨で少し滑りやすかったのですが、晴れていた為に乾き始めており、彼の提案通りに別のルートで下山する事を決めました。 13:30頃、日陰で足元が滑りやすくなったのとストックを持って来なかった為、注意しながら降りていると、樹の根が何本も露出している場所がありました。 こういう所は滑りやすいんだよな~と思いながら注意して根に左足を乗せた瞬間、その足がずるッと滑りました。 続いて滑り落ちた登山靴の踵が土にめり込む感じと同時にボキッと左足首から嫌な音が聞こえました。 一瞬、骨折したと思い、冷や汗が出ましたが、立ち上がってみると痛いけど立てたので捻挫だと思いました。 メンバーが持っていた一本だけのストックを借りて何とか下山する事が出来ました。 下山口まで約15分程度の行程を40分近く掛けて降りました。
要因分析
装備 | いつもは必ず持っている2本のストックを不要だと思って置いて行った。 |
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コース | |
山の状況 |
装備 | 当日は天気も良く、何か足りなくても何とかなると考えていた。 |
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コース | 前日に少し雨が降っただけで登りやすさは変わらないだろうと考えていた。 |
山の状況 |
装備 | |
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コース | 途中で下山ルートを変えたのが大きな間違いだったと思う。 |
山の状況 | 日の当たっている場所は乾いていても、日蔭は湿っており、足元が滑りやすかった。 |
楽観的・希望的な解釈 | 小学校の遠足などでも登れる低い山なので、いつもより緊張感が足りなかった。 |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | 足慣らしのようなハイキング気分で大丈夫だろうと思っていた。 |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
対策
いくら低くても山は山。 自然を舐めてかかると痛い目に合う。 多少重くなっても装備は万全に整える。 ファーストエイドポーチに固定用のテープとサポーターベルトを入れています。 ストックも必ず2本持ち歩くようにしています。
学びの場
ヒヤリハット体験への学習レポートを書き込んだり、学習レポートへコメントをつけたりしてみんなで対策を考えましょう。
※学習レポートの書き込み及びレポートへのコメントの投稿はログインユーザのみ利用可能です。
STEP2 省察
装備 | 雨の影響で滑りやすいことを視野に入れてストックなどを準備すべきであったと考える。 |
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コース | 登山と下山のコースをあらかじめ決めておいてその計画通りに登山を行なうべきと考える。 |
山の状況 | 前日の雨で足元が滑りやすくなっていることが考えられる。 |
装備 | 前日の雨の影響から滑落などの想定をして装備を見直すことが大切であった。 |
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コース | |
山の状況 | 前日雨だったが当日晴れていたため、コース上も乾き始めたことによって油断が生じたと考える。 |
装備 | |
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コース | 計画とは違うルートで下山してしまったため注意すべき場所をきちんと把握できていなかったと考える。 |
山の状況 | 前日の雨の影響で滑りやすい箇所が多く、特に日陰などのうす暗いところが滑りやすかったと考える。 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | 雨の影響から滑落の危険を視野に入れて慎重に登山を行ない、日陰になっているところには特に注意すべきであったと考える。 |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
STEP3 概念化
■類似した自分の登山経験
■どのように対応すべきと考えたか
事前に調べたコースとは別のコースで歩くと危険個所の確認が事前にできないと考えるため、あらかじめ考えていたルート通りに進むべきだったと考える。
当日は晴れて、地面も乾き始めたことから油断してしまった。このような油断をなくし、あり得る想定を考えていくことから準備やコースの見直しなどをすることにより事前に危険を防げると考える。
■今回の分析で獲得した知識や技術
■今回の分析で得た(気づいた)発想
STEP4 専門家との意見交換や登山での実践を行った結果
STEP2とSTEP3の内容の振り返り結果
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