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ヒヤリハットで疑似体験
発生日 | 2014年12月25日 |
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体験者名 | 2016年Y715 |
登山地域 | 八ヶ岳 天狗岳 |
登山概要
■パーティ人数:1
■山行スタイル:個人山行
■宿泊:テント泊
■登山内容:山頂往復
■天気:雪
ヒヤリハットタイプ
■解決種別:自力下山
■場所 :下り
■原因(環境):トレース消失、視界不良(悪天候)
■原因(人):
■道に迷ったかもと感じたときにすぐに対応したか:Yes
■迷ったときに現在位置を把握できたか:Yes
■現在位置や正しいルートを確認する手段:地図 コンパス
■道迷い後の行動:来た道を戻る
ヒヤリハット本文
雪山初心者だったが、クリスマスに天狗岳から硫黄岳までの一泊二日の単独テント泊縦走を実施、予定どおり黒百合ヒュッテ前にテントで一泊し、万全の体調と装備で、心が震えるほど美しい燃えるような朝焼けの中で天狗岳山頂に向けて出発。 天狗岳山頂へは同じルートで冬季と残雪季に登っているので問題なく無事到着、しかし雪と特に風が強くなり天気が荒れはじめたので、自分の未熟な技量を考えて来た道を引き返すことにした。 帰ると決めたらさっさと下山してしまおう。引き返す中もさらに天気は悪化し、恐怖感を煽ってくる。天候不良で若干焦って歩いていると足跡が無くなったが、風で雪が消しただけだと思い構わず前進し、ふと気づけば目の前は崖になり周囲は見覚えのない地形地物のだった。 そこで自分が道を間違えたことに気づいた。どうしようと思い、心拍が上がったが迷ったときは取り合えず落ち着けと山雑誌によく書いてあったので、その場にあぐらで座って熱いジンジャーティーとチョコレートで休憩し、食べながら地図とコンパスで大まかな位置を考える。結構な量のおやつを食べると大分落ち着き、単純に来た道を戻ることにした。 幸い、迷ったとこは稜線に近かったのですぐに見覚えあるルートに戻ることができ、怪しい道は地図とコンパスで確認したらあっさり黒百合ヒュッテ前に到着し、そのまま渋の湯へ下山。茅野駅ゆきのバスの中で雲のかかる八ヶ岳を眺めた。 迷った原因は焦ったことよりも何度か歩いた道だからと慢心して、地図とコンパスをまったく使わなかったことが最大の要因だった。もっと取り出しやすいとこにしておけば良かった。迷った場所で休憩をとったのは悪くない判断だったと思う。
要因分析
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
装備 | |
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コース | |
山の状況 |
装備 | 地図とコンパスが歩いているときに取り出しにくかった。 |
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コース | |
山の状況 | 風、雪、寒さ |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
楽観的・希望的な解釈 | |
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調査・観測結果に基づくリスク対策行動 | |
安全最重視の行動 | |
リスク低減行動の継続的実践 | |
その他 |
対策
地図とコンパスは歩きながら取り出しやすい位置にして使っている。
学びの場
ヒヤリハット体験への学習レポートを書き込んだり、学習レポートへコメントをつけたりしてみんなで対策を考えましょう。
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